ゴム動力機のヒント (Hints for Making and Flying Models)

1. 便利なゴムの結び方 (How to Knot Rubber Strip)

ゴムの結び方はいろいろありますが、ここに示す方法はゴムのロスが最小です。結び目は糸や瞬間接着剤で補強しなくても十分な強度があります。

(ここに写真が入ります。)

結び目のゴムのロスは1/8"(3.2mm)の場合で約mmです。この結び方では結び目のゴムの余長を切り捨てる必要がないので、使用中に切れたゴムを結んでも重心位置が変わらない利点もあるかもしれません。

2.瞬間接着剤には必ずノズルを (Nozzle is Essential for Cyano)

瞬間接着剤の口が固まって困ったことは有りませんか。その対策は「ふたをしないこと」と聞いて大変感心したことがありますが、もっと良いのは元のふたを捨ててノズルを装着することです。私の20ccの瞬間接着剤はこの状態で1年以上使っています。性能は低下していません。これは現場用に使っているもので、道具箱の中で飛行場まで週に2往復しているのがプラスに働いている様です。家に置いているのはノズルの先端が固まることがあります。これは先端を1mmほどバサミで切ればOKです。

3. ピアノ線の半田付け (Solder for Music Wire)

普通の半田を使ったのではなかなかうまくつきませんが、ステンレス用の半田(やに入らず)と専用のフラックス(実際はは酸)を使えば不思議なほどよく付きます。接続部をきれいにし、ある程度の容量の半田ごてが必要です(私の場合は100W)。この半田は日曜大工の店にあります。
利用後の水洗いをお忘れなく。これをサボると錆が出ます。

R. H.Warring, Basic Aeromodelling, England: Argus Books, 1980
"(To solder steel wire,) you must use an acid flux and plain (not cored) solder."
In Japan, you can get this as solder for stainless steel in DYI shop.

4. 垂直尾翼の大きさ (Size of Fin)

垂直尾翼が小さすぎるとダッチロール、極端な場合は暴れて墜落します。正確に出来た飛行機がちっとも飛んでくれないのは垂直尾翼の疑いがあります。
一方、大きすぎると螺旋不安定に陥りいわゆるスパイラルダイブに陥ります。主翼の歪み、過大なサイドスラストや水平尾翼の過大な右舵でもスパイラルダイブは起こりますから、スパイラルダイブ即垂直尾翼過大とはいえません。発進直後に急上昇したあと大きく右に曲がるが動力が弱くなるとスムーズに上昇する現象、「はいずり」とか「はいつくばり」などといわれているのが弱い螺旋不安定の

ライトプレーンも含めて協議機では垂直尾翼容積比: 0.035が目安といわれています。マッコム氏は。。。。。

簡単に出来上がった垂直尾翼の大きさを減らす実験

5. 上昇の後半で上がりが悪い